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アート招き猫

9月14日(木)から10月16日(月)まで開催されている、「Place where you meet cats 〜猫と出会う場所〜」の長野巡回展。今回、作家として新しく制作したアート招き猫についてご紹介します。

Title: 「Cat dreaming ‘NIGHT’」, 「Cat dreaming ‘DAY’」

(NIGHT=青い方, DAY=赤い方)

「Cat dreaming ‘NIGHT’」
寝ている猫の夜の様子をイメージして。繊細な青のグラデーションの夜空に、天の川をイメージした小さなドットを散りばめました。ランダムな水玉模様が猫の柄のようでもあり、光のようでもあり。寝ている猫の頭の中に広がる宇宙を表現しました。

「Cat dreaming ‘DAY’」
寝ている猫の昼の様子をイメージして。楽しげな赤~ピンクのグラデーションの昼空をイメージして、天の川のような小さなドットを散りばめました。ランダムな水玉模様が猫の柄のようでもあり、光のようでもあり。寝ている猫の頭の中に広がる宇宙を表現しました。

地色は、アクリルスプレーペイントで、空のグラデーションを表現。そこに、オリジナルで作ったドットの不透明の白い転写シールと透明の黄色い転写シールを転写しています。ランダムではありますが、天の川をイメージして、星の道ができるように猫の体をぐるっと回るように配置しています。時々感じる黄色のシールは、光や煌めきのように見えるように、白に重なるように入れています。

こういった立体物作品はほぼ初めて。遠くから見てもはっきり色がのるようにするには、ペイントではなくシールのようなはっきり色の出るものが良いと思い、転写シールを初めて作りました。こすったらその箇所だけシールされる、なつかしの転写シール。小さい時に好きで遊んだ記憶あり。よく思いつきましたよね。笑。オリジナルで作れるところがあったので、その印刷会社に依頼。転写していく作業は、小さい立体に細かい作業でしたが、大体の大枠のイメージは決めておいて、手の動くままの感覚的に配置したので、とても楽しいものでした。

*サイズ:M=約W7.5cm×H15cm×D9cm/S=約W4.5cm×H9.5cm×D5.5cm
*技法 :アクリルスプレーペイント、オリジナル転写シール
*制作年:2023年
*作品証明書あり

 

 

 

 

土台となる招き猫は、千年以上の歴史と伝統を持つやきものの街、愛知県瀬戸市で生まれた「瀬戸招き猫」。陶磁器メーカーの「中外陶園」のご協力のもと「保護猫と飼い主さんたちのご縁をもっと招くように」 という願いを込めて、アーティストが創作したアート招き猫作品です。

*こちらの作品は、売り上げの一部を保護動物の譲渡会を運営している「AdoptionPark 一般社団法人Do One Good」「ジョートフル熊本プロジェクト」へ寄付する商品となります。

<中外陶園 / 陶磁器メーカー>
愛知県瀬戸市で1952年に創業。干支置物や招き猫をはじめ、縁起置物や四季折々の季節飾りなどを製造。”心に届くやきものづくり”という企業理念のもと、1,000年の歴史と伝統を持つ焼きものの街「瀬戸」で、時代の流れを汲んだ感性を大切にしながら、焼きものづくりに取り組んでいる。
http://www.chugaitoen.co.jp/

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